ダイエットは心と身体のインナービューティダイエット

ダイエットといえばすぐ｢カロリー｣という話になります。
食べたものから得られるカロリーが、消費されるカロリーを上回ると太ってしまう, という論理から、カロリーの摂取を抑えるという方法です。
でも、必ずしも痩せるとは限りません。

そして、｢ダイエットに美食は厳禁。厳しい食事制限はつきもの。なぜなら、美味しいものにはカロリーや脂肪がたっぷりだから。｣
と考える人が多いようですが、これもある面では疑問の残るところです。

それでは、食べたいものを食べて理想の体形を維持できるようなことは可能なのでしょうか？
そんな魅力的な方法についてこれから考えていきたいと思います。

それは、最近流行の単品食品の摂取やサプリメントに過度に頼ったような方法を避けるべきものかもしれません。

ある研究で、 急激で一時的なダイエットは、そのダイエットを止めた後に、ダイエットを始めた当初の体重に戻る確率は９５％以上であるというデータが得られています。
それよりも、ただ体重が元に戻るだけではなく、以前に比べて筋肉より脂肪のほうが増えるという、かえって良くない状況に陥ることもありえます。

もし、ダイエットを始めようとするのであれば、一時的短期的な方法ではなくあなたの基本的な生活習慣を変え、生涯続けられるような方法を確立した方が良いでしょう。
充実した食生活習慣を確立して継続することにより、確実に適正な体重に落とすことができるはずです。
そして、もっと重要なのは、その結果あなたがよりエネルギッシュで健康的になり、より充実した暮らしが実現することなのです。（また、適度な運動が必要なこともお忘れなく！。）

あなたには、本当にダイエットが必要なのでしょうか？
まず考えて欲しいのは、何故ダイエットをやるのか、本当にダイエットが必要なのかということです。

私は、そこがダイエットでいちばん大事なところだと思います。
あなたは、何のためにダイエットをやるのでしょうか？
そして、ダイエットに成功して何を手に入れたいのでしょうか？
あなた自身が、どうゆうあなたになりたいのか？　それがいちばん大事なことだと思います。
ダイエットすることによってあなたは何を手に入れるのでしょうか？
あなたのダイエットの成功によって手に入れる結果の状態をしっかりとイメージしてください。

そして次に必要なのが現実・現状の自分を知るということです。
しっかりと自分を見つめ直しましょう。
まず、その現状の自分をはかる指標となるのが、体重・ＢＭＩや体脂肪です。脂肪の付き方もあるかもしれません。自分を知ることから始めてみましょう。
それでは、あなたの肥満度を測定してみましょう.

まず簡単に測定できるのが、ＢＭＩ（ボディ・マス・インデックス）です。ＢＭＩの計算式は「体重(Kg）÷＜身長×身長（ｍ）＞」です。例えば、体重８０ｋｇで身長１７２ｃｍの人のＢＭＩは｢８０÷（1.72×1.72)=27｣となります。この人は日本肥満学会の判定基準では｢肥満(１度）｣に該当します。
※日本肥満学会及びＷＨＯ(世界保健機関）による肥満の判定基準

しかし、重視すべきなのはＢＭＩよりも｢体脂肪率｣です。
なぜなら、ＢＭＩは体重と身長の比率だけで判定するので、｢隠れ肥満｣まで見つけることができません。
中肉中背だけれども実は体脂肪率は高いとう人は、ＢＭＩの判定には引っかからないのです。
体脂肪率の測定は、市販の測定器で行うので十分です。
そして、理想の数値ですが、男性の場合は２０％以下、女性の場合は２５％以下の体脂肪率ということになります。
高すぎると言われるのは、男性２５％以上、女性３０％以上です。隠れ肥満というのは、ＢＭＩが正常でも体脂肪率が高い場合を言いますので注意が必要です。

あなた自身の体質や食習慣を知りましょう

さて、改めて自分を知ってダイエットが必要と思ったあなた！！

次に必要なのは、自分の体質や食習慣はどうなのか？・・・ということです。
自分が普通と思っているものが、実は普通じゃないかもしれません。
また、あなたが、あたりまえとか常識と思っていることがダイエットにとっては非常識かもしれません。
一日何食食べるのがいいのか？・・・・・食べる時間は？・・・それらはダイエットとどういう関係あるのか？・・・朝食はしっかり食べたほうがいいの？・・・などなどです。
それはあなたの体質に合っているの？・・・・、様々な体質論がありますが、ここではアーユルヴェーダの体質論を紹介します。