肉体の健康レベルのアップを目指そうとするときはには、毎日の食事の質を高めることが不可欠です。
ただ、単に病気にならない、欠乏症にならないことを目的としているわけではありません。健康レベルを上げることこそが重要なのです。
私たちが目指すのは、「理想の健康状態」「最高の健康状態」を意味するオプティマルヘルスです。
肉体の健康レベルのアップを目指そうとするときはには、毎日の食事の質を高めることが不可欠です。
ただ、単に病気にならない、欠乏症にならないことを目的としているわけではありません。健康レベルを上げることこそが重要なのです。
私たちが目指すのは、「理想の健康状態」「最高の健康状態」を意味するオプティマルヘルスです。
最近ローカーボダイエットといって、炭水化物の摂取を極力抑えるという考え方がでてきていますが、これは馬鹿げたことです。
長い人類の歴史のなかで、人間は炭水化物を主たるエネルギー源としてきたし、現代栄養学から見ても一番効率的でクリーンなエネルギー源であることには間違いありません。ただ、問題となるのは精製度です。
日本人は炭水化物の摂りすぎと言われていますが、これはその通りと言わざるをえません。摂りすぎの原因は白米にあります。玄米を食べたことのある方はわかると思いますが、白米のような量を食べることはできません。
それは、食物繊維が豊富ですし、栄養価も豊富なので多くは体に入っていかない、体が欲っしないのです。
白米は様々な弊害がありますので、極力精製度の低いものを食べるべきです。
ただ、一般的に玄米がいいと言われていますが、玄米は消化がよくありません。
100回ぐらいの咀嚼が必要になりますし、腸を傷つけるなどの弊害があります。
腸の傷はアレルギーの原因にもなってしまいます。ここでお薦めするのは、五分米です。
そして気をつけたいのは、米は精米したあと急速に酸化するということです。
可能であれば精米したてを召し上がることをお勧めします。味も格段に違います。
酵素の役割を自動車にたとえてみると、バッテリーのような存在といえます。
食べ物として取り入れられた栄養素という名の材料を吟味し、必要なものは「同化(消化・吸収)」し、各種行動へと「異化(エネルギー転化)」します。
つまり「酵素」とは「生命活動を円滑に行うための作業員」のような存在です。
したがって「酵素」の存在なくして、私たちは生きることさえできないのです。動くことも、話すことも、聞くことも、本を読むことも、食べることもそしてその食べたものを消化することさえ何一つできません。
すなわち、生きとし生けるものにとって「酵素は生きるための活動の根源」となるのです。
生命活動である「代謝」とは、「同化(消化・吸収)」と「異化(エネルギーの消費、残留物などの排泄)」の連続であり、「酵素」と呼ばれる作業員によってそうした継続活動が行われています。
体内に存在する酵素は総称して「潜在酵素」、生の食べ物の中に含まれ外部から取り入れられる酵素を「食物酵素」と呼ばれています。私たちは生まれながらにして、体内で潜在酵素という名の「代謝酵素」「消化酵素」製造の機能を持ち合わせています。消化酵素の働きによって消化・吸収された栄養素を活用し、代謝酵素が正常に働きます。私たちの体はこうして健康に保たれているのです。健康に生きられるかどうかは、代謝酵素群が無駄なく本来の働きをしてくれるかどかにかかっています。外部からの妨害もなく、これらの代謝酵素が十分に作られ、体内で円滑に使われていれば、病気とは縁のない生活が約束されるのです。
ハウエル博士は「酵素栄養学の原理」について、次のように述べています。
「人間の寿命は有機物の潜在酵素の消耗度に反比例する。食物酵素の利用が増えれば、潜在酵素の減少を食い止められる」生命のあるもの(人間)に宿る潜在酵素は永久に作られるものではなく、その消耗度(過剰生産)が生命体の寿命に大きく影響を及ぼし、もし外部から食物として酵素を補うことができれば、潜在酵素の減少を食い止めることができるということになります。
体内の代謝酵素がうまく働かないと、病気の原因を発生させます。従来の考え方では、病気になったから酵素レベルが減少したという解釈ですが、これからは、「酵素レベルが減少したから病気になってしまった」という解釈に変わります。
最近、サプリメントブームと言われ利用者は急増しています。また、サプリメントの情報も、テレビ・雑誌・新聞などのメディアを通じてあふれています。
栄養や健康についての正しい知識をもたない人々は情報に振り回され、何を選択したらいいのかわからないのが実情です。なかには健康になりたい一心で、勧められるままに、あれもこれもと次々に摂るような人もいます。
しかし、サプリメントは、あくまでも栄養補助食品です。適正な食習慣を確立した上でどうしても足りない栄養素を補完したり、どうしても外食が続いてしまうような時に補助的に摂取するのが基本です。
ただ、現代の食が置かれている状況や様々な環境の変化からするとバランスのよい充分な栄養を摂取し健康を保つのは、かなり難しい状況になっています。上手にサプリメントを利用していくことも重要な対処方法です。
さて、現代がサプリメントを必要とするような時代となってしまった状況の変化とは一体何なのでしょうか?。
昔とは異なり、現代では物質文明の進展にともない環境汚染が進んでいます。大気・水・食べ物から大量の有害金属が体内に入ってきています。汚染物質は過剰なフリーラジカル(活性酸素)を発生させ、体にひどいダメージを与えます。
フリーラジカルに対抗するには多くの「抗酸栄養素」が必要とされますが、それを食事から摂取しようとしても、限界があるかもしれません。
汚染物質の解毒・排泄のためには、たくさんの「解毒栄養素」も必要となります。深刻な環境汚染にさらされている現代人にとって、「抗酸化栄養素」「解毒栄養素」をサプリメントで補給することは賢明な対処方法と言えます。
心の安定・生きがい・愛情関係における喜びは、人間の心にとって不可欠な健康条件です。
人間の心の健康状態・精神状態は、身体の健康状態にストレートに影響を及ぼします。心の健康にとって、過剰なストレスは大敵となります。
ストレスに直面すると、体内ではストレスに対する緊急反応が引き起こされます。瞑想法や運動・音楽・散歩・ペットの存在は、人間の心のストレス解消に大きな役割を果たします。またビタミンCに代表される抗ストレス栄養素が、人間をストレスの害から防御することが知られています。
現代人は昔の人々と比べたとき、何十倍ものストレスを抱え、疲れ果てています。長期にわたるストレスは心身に重大な悪影響を及ぼし、体内では多量の栄養素が消耗されます。ストレス社会に生きる私たちには、当時の人々よりも、はるかに多くの「抗ストレス栄養素」が必要とされるのです。
一見豊かに見える現代の食品ですが、実は栄養価の面で、昔の食品と比べて劣っているものが多くあります。特に、健康を担うべき野菜においてそれが言えます。
昔ながらの栽培方法である有機農法による野菜を食べたことのある人も多いとは思いますが、それらの野菜は本当においしく、栄養にあふれているように感じられます。
かたや一般に売られている慣行栽培の普通の野菜はどうでしょうか。見た目にはきれいでも、野菜らしい味や香りもなく、ただ水分と繊維質からできているものと感じられないでしょうか。
あるデータによると50年ほど前のほうれん草100グラム中のビタミンCの含有量は、現在のビタミンCの 50倍近くあったということです。
これは、ほうれん草だけに限ったことではなくすべての野菜にあてはまります。そこで問題となるのが、野菜の栄養価が減ってきているの、毎日野菜を食べる量が変わらないばかりか、野菜の摂取量が減ってきているということです。単純に言って、昔と同じ栄養を摂るには、野菜を50倍食べればよいということになりますが、毎日50倍も食べられるでしょうか。
では、どのようにすれば必要な栄養素を摂取することができるでしょうか。
その答えはやはりサプリメントにあります。ビタミン・ミネラルなどバランスよく配合されたサプリメントを摂ることによって、必要な栄養を補うことができるようになります。
肉体の健康レベルのアップを目指そうとするときはには、毎日の食事の質を高めることが不可欠です。
ただ、単に病気にならない、欠乏症にならないことを目的としているわけではありません。
健康には様々なレベルがあり、健康レベルを上げることこそが重要なのです。
私たちの健康を考えるとき、”病気にならない”といった程度の、きわめて低い健康レベルのことだけを対象にしていても話になりません。
大切なのは、「いかに健康レベルをアップさせるか」ということです。
最近ではよく、”オプティマル・ヘルス”という言葉を耳にします。
「理想の健康状態」「最高の健康状態」を意味する英語で、ホリスティックな健康観から生まれた言葉です。
従来からある”ヘルス(健康)”という言葉は、病気に対する健康を意味し、理想的な健康状態を表すものではありません。
アメリカでは20年ほど前から「健康観」が変わってきました。
病気ではない状態を意味する”ヘルス”から、よりよい健康レベルを目指す”ウエルネス”へ、そして現在では最高の健康レベルを実現し、それを維持していくことを目標とする ”オプティマル・ヘルス”へと変化してきました。
こうした流れの中で、サプリメントを積極的に用いようという動きが生まれてきたのです。
利用する上での注意点としては、まず、余計な添加物が多く含まれていないかどうか必ず確認することです。
安価なサプリメントは有効成分よりも他の添加物などが多く含まれ、効果には疑問を抱かざるをえません。含有成分には充分注意を払ってください。
そして重要になってくるのが、摂取して有効に身体に吸収されるかどうかということです。
人口的に合成されたり化学的に抽出されたものは、自然界にはないものなので、うまく吸収されなかったり、あまりにも直接的・スピーディーに吸収されて危険であったりとあまり好ましくありません。
より自然な加工がなされているものを選ぶようにしてください。