成分表示を明確にしているか?
情報開示(詳細な内容成分の情報)を積極的に行って企業は、製品そのものに自信を持っています。そういう企業の製品こそ、選ぶに値する良質なサプリメントと言えます。
天然栄養素で作られているか?
栄養学の権威マイケル・マレー博士(ワシントン大学)は以下のように説いています。「ナチュラルでなければ栄養素は働かない。細胞にある受容体が合成分の吸収を阻害するので摂取したところで意味がない。これは人間が持っている自己防衛本能である」
原材料は新鮮なものを用いているか?
大量生産・低価格を実現するには、どうしても原材料を大量に買い付け、ストックする必要が出てきます。また、長期保存のためには、保存料などの添加物が必要になってきます。 選ぶにあたっては、原材料が天然であることはもちろん、その仕入れから生産、そして流通までのサイクルがなるべく短い、つまり生鮮食品のような「新鮮なサプリメント」であるかどうかを確かめましょう。
余分なものが入っていないか!
最近はサプリメントの錠剤自体の形や大きさも変化に富んでおり、女性向けにおいしそうな色や香りしていたり、飲みやすく小さい粒状であったり、ハートや星のような複雑な形をしたものさえあります。このようなバリエーションに富んだサプリメントは、裏を返せば「人工香料」や「合成着色料」「ぞうねん剤」を多く使っている傾向にあるため、あまりお薦めはできません。
どのような加工方法で作られているか?
日本の多くのサプリメントは、大量生産・低価格を実現するために、製品の製造過程において「高温加熱処理」されるのがほとんどです。摂氏55℃以上の温度による加熱処理は、大切な栄養素や有益な酵素の60%を壊してしまいます。 良質なサプリメントは、天然栄養素以外に、栄養素の体内吸収率を100%に近づけるために「酵素」を有効活用しています。
例えば、秋刀魚に大根おろしをかけて食べると、大根の中に含まれるシスターゼという消化酵素が働くことで、秋刀魚の消化吸収を助けてくれます。煮た大根と秋刀魚では、このような効果は期待できません。それは、摂氏37度以上の温度で加工されたものは、酵素が壊れてしまい、酵素の有効性が失われてしまうからなのです。 よって、「酵素」が死なない、人間の体温に近い、35~37度あたりの温度帯で「低温処理」によって十分な時間をかけて製造されたサプリメントを選ぶことをお薦めします。